そーゆーブログ2

言葉と夜と本たちと

いっしょに暮らそ 他2篇

詩を愛したり、人を愛したり、走ったり、立ち止まったり…若い頃は忙しく……そんなことを今夜も思い出しながら、やがて朝がきます。

十五夜の翌晩に書いたお話

かつて十五夜の翌晩につづった独り言です。

隣室の地底人

空室だった666号室に、新しい人が引っ越してきた。

菩薩(ぼさつ)の夢

かつて一緒に、工場内作業に明け暮れた仲間の一人のために。

月に関する二篇

星は数えるためにあり、月は読むためにあります。だから本のない夜には、よく、お月さまに会いに行きました。インターネットという言葉は、まだ発明されていませんでした。そんな時代のお話です。

夜風や野良猫ではないから

大切なひとのために。

世界でいちばん

休日の午後に、夜の手紙をこっそりと綴るのです。

線香花火の記憶

夜と宇宙は、ふたごのように似ています。いえ、ふと思っただけです。

二枚の葉書(はがき)のお話

二枚とも、まだ投函しておりません。

ガラスのようにもろく

耳をかたむけてくださる人 他2篇

今夜も、そっと。いつまでも、きっと。こんなふうに、ずっと。

お祭りの記憶

今夜もひっそりとつぶやくのです。

毎日が七月七日だから

七夕の夜の日記からの1篇です。

質問と回答

回答してくれたひとに、今も深く感謝しています。どうか今も、元気でいてくださいますように。

百田(ももた)さん

今夜も、SEOとかまったく無視したタイトルを記事に付け、ただ自分のためだけに書き続けるのです。

π(パイ)の悲劇―ある天才の記録

私が20年ほど前に、初めて書いて、運よく投稿雑誌に掲載してもらった物語(ショートショート)です。

草花に感謝する理由 他1篇

草花を見るたびに、汽車を思うたびに、わたくしの心に浮かぶこと。深夜にひっそりと、自分のために書くのです。

月の見える朝には 他1篇

アルバイト時代の日記から、福岡市での工場勤務の一風景です。私の一人称が「おれ」だった、青い時代の記録です。

ギャラリー達磨庵(だるまあん)

ちいさな画と書にまつわる、ちいさなお話。あなたは達磨大師、お好きですか?

詩を読む理由を考えてみました。

吉岡実(1919-1990)は、戦後にあらわれた最高の詩人の一人であるといわれます。野村喜和夫氏によれば、その詩史的位置は、大正・昭和前期の萩原朔太郎のそれにもなぞらえられます。

太陽が鳴いて鳥が昇るまで

一人称が「おれ」だった時代が、わたくしにもありました。過ぎてしまえば、何もかも言葉に変わってしまう。

寺山修司の言葉-1

算数と詩のお話です。

探し物の起源

今夜も、ぼんやりと物思いにふけっていますと、こんなお話になってしまいました。

虹の下で

まどみちおさんの詩が素敵です。

空が世界でいちばん大きな図書館

何を見ても何かを思い出す。そんな人に、私はなりたい。

銀河系と花束のお話

大切なひとに贈ることば。

母の肩をたたきながら

故郷を離れていつも考えたのは、やはり両親のことでした。今はもう、母だけになってしまいましたが。

夜に降る雨のお話

「夜」と「雨」は、なじむような気がします。「夜」と「星」がなじむように。

さみしい猫のお話 他1篇

猫とこころと傘と雨。時は6月。

さみしい谷のメロディー

読んでくださる、あなたさまに感謝いたします。詩でもなく、童話でもなく、長いひとりごとに、なってしまいました。